京都の夏は祇園祭・祇園祭の光景と歴史(2016年以降)33-1 大船鉾(リニュアル)

京都の夏は祇園祭・祇園祭の光景と歴史(2016年以降)33-1 大船鉾(リニュアル)

駒札について。
祇園祭・山や鉾の駒札は、山鉾巡行時のみ掲示される場合があり、この折でないと見られないものもあります。
本篇は、この駒札を基軸に掲載し、現在の状況に適応しない箇所などは、補足と共に(*)で、付記しました。
【】付記については、公益財団法人 祇園祭山鉾連合会の記事などを参照しました。
 また、ルビについては、できるだけ、原文ママ、にしました。
(以降、継続)

●大船鉾 (おおふねほこ)

宵々山の光景(2016年)
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駒札によると・・
神功皇后(じんぐうこうごう)の朝鮮出兵伝説にちなみ、鋒全体で船型をかたどり、後祭りの最終を飾る鉾である。
屋形中央部に神功皇后、屋形前部に副将住吉明神(すみよしみょうじん)、艫部(ともぶ)に操舵手鹿島明神(そうだしゅかじまみょうじん)、舳先に龍神安曇磯良(りゅうじんあづみいそら)の四神を安置する。
舳先の飾り物として文化10年(1813)製の大金幣(だいきんぺい)と、文化元年
(1804)製の龍頭(りゅうず)を隔年使用していたが、「蛤御門(はまぐりごもん)の変」の大火(1864)により龍頭を焼失、大金幣のみ現存する。
古来、四条町は南北に分かれており、交代でこの鉾を出していた。
龍頭は北四条町、大金幣は南四条町の所有で各々担当の年に舳先を飾っていたが、明治に入り南北が統合され現在に至る。

前懸(まえかけ)・後懸(うしろかけ)は紅地雲龍青海文綴織(べにじ うんりゅうせいがいもんつづれおり)で17世紀末~18世紀の作、他に文化文政年間(1804-1829)に作られた天水引(てんみずひき)・下水引(したみずひき)・大楫(おおかじ)などを所蔵する。
胴幕に使われている羅紗(らしゃ)は16世紀ポルトガル製であると伝わる。

尚、この鉾は『蛤御門の変』の大火にて懸装品類(けそうひんるい)を除き全てを焼失、
以来150年間休み鉾となっていたが、平成26年に復興を遂げた。
(*その後、屋形の塗装・失われた人形の復元、龍頭の金箔の施しなどの復原など、焼失以前の優雅で豪華な姿を目指していが令和3年に成る。)
       京都市
          と、ある。

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大楫(おおかじ)。
巡行の際には、楫の下面に鉄焙染(てつばいせん)の七宝(しっぽう)編み房がつく。
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龍頭について
禁門の変での焼失によって竜頭は失われていたが、灘尾神社の寄進などで
復活、以後、隔年で舳先を飾り巡行することとなる。
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車輪です。
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◆会所内の様子
鉾に参拝すると(有料)、良く説明された拝観の案内のパンフ(B5判4p)が入手できる。
鉾内に続く町会所内の撮影も可である。

○文化10年(1813)製の大金幣。
2017年は、龍頭ではなく、この大金幣が舳先の飾り物であった。
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○天水引
最も高い屋根の軒に吊り下げる飾り物。
文政年間(1818-1831)作。
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○旧前掛・紅地雲龍青海文綴錦 と旧後掛・紅地雲龍宝散文綴錦
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○旧後掛・紅地雲龍宝散文綴錦
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○旧前掛・紅地雲龍青海文綴錦
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巡行の様子(2016年)
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○ここから河原町通りの西側から見ます。
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○ここから前に戻って、河原町通りの東側から見ます。
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2016年の巡行の見納め。
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京都の夏は祇園祭・祇園祭の光景と歴史(2016年以降)33-2 大船鉾(リニュアル)
(内容)
○京のまつり研究会設立10周年記念・2016年
○瀧尾(たきお)神社保有 龍頭・2018年
○瀧尾神社 拝殿天井の龍
○河原町御池での辻回しの光景(2019年)
           に続きます。

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